日本医師会は、4月8日の記者会見で、第4回日本医療小説大賞受賞作を発表しました。
受賞候補作は4作品で、3月26日に選考委員会が開催されました。
<受賞作品>
『鹿の王 (上)生き残った者 (下)還って行く者』(2014年9月 KADOKAWA刊)
著者 上橋菜穂子
受賞理由:ファンタジーと医療が見事に馴染んで壮大な物語世界が構築されている。
なお、授賞式は5月28日午後6時から帝国ホテルで開催されます。
日本医療小説大賞は、日本医師会主催(後援:厚生労働省、協力:新潮社)によるもので、「国民の医療や医療制度に対する興味を喚起する小説を顕彰することで、医療関係者と国民とのより良い信頼関係の構築を図り、日本の医療に対する国民の理解と共感を得ること及び、わが国の活字文化の推進に寄与すること」を目的として創設されました。
毎年1月1日~12月31日に書籍の形で発行された作品を対象とし、翌年3月に選考会を開催、受賞者には賞状及び賞金100万円が贈られます。
http://www.med.or.jp/