糖尿病性腎症重症化予防の取組の横展開の一環として、厚生労働省、日本医師会、日本糖尿病対策推進会議の三者は、3月24日、「糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定」を締結しました。
連携協定については、○呉市等の糖尿病性腎症重症化予防の取組を全国的に広げていくためには、各自治体、郡市医師会が協働・連携できる体制の整備が必要、○そのためには、埼玉県の例のように、都道府県レベルで、県庁等が県医師会と協力して重症化予防プログラムを作成し、県内の市町村に広げる取組を進めることが効果的、○そのような取組を国レベルでも支援する観点から、国レベルで糖尿病性腎症重症化予防プログラムを策定する旨、厚労省・日本医師会・日本糖尿病対策推進会議の三者で連携協定を締結するものです。
協定の概要は、日本医師会、日本糖尿病対策推進会議及び厚生労働省は「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を速やかに定め、策定したプログラムに基づき取組を進めます。
日本医師会:プログラムを都道府県医師会や郡市区医師会へ通知。かかりつけ医と専門医等との連携の強化など自治体等との連携体制の構築への協力。
日本糖尿病対策推進会議:プログラムを構成団体へ周知。国民や患者への啓発、医療従事者への研修に努める。自治体等による地域医療体制の構築に協力。
厚生労働省:プログラムを自治体等に周知。取組を行う自治体に対するインセンティブの導入等。自治体等の取組実績について、分析及び研究の推進。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000117513.html