厚生労働省は、8月1日、「健康意識に関する調査」の結果を公表しました。
この調査は、健康に関する意識の傾向を捉え、「平成26年度厚生労働白書」の作成等に当たっての資料を得ることを目的として、平成26年2月に実施したものです。
【調査結果例】
●「健康感」とその判断要素
普段の健康状態について、自分を「非常に健康だと思う」と答えた人は7.3%、「健康な方だと思う」と答えた人66.4%おり、合わせて73.7%の人が自分を健康だと考えていた。
また、健康状態について判断する際に重視した事項としては「病気がないこと」が63.8%で最も多く、次いで「美味しく飲食できること」が40.6%、「身体が丈夫なこと」が40.3%となっていた。
●「健康に関して抱える不安」
自身の健康についての不安が「ある」と回答した人が61.1%となっていた。不安が「ある」と回答した人に対し、不安の内容を尋ねたところ「体力が衰えてきた」が49.6%と最も多く、次いで「持病がある」が39.6&、「ストレスが溜まる・精神的に疲れる」が36.3%となっていた。
調査は、健康に関する意識の傾向を分析するため、全世代を対象に、健康状態や健康に対する意識、生活習慣、死生観等に関する意識調査を実施しました。
調査方法は、アンケート調査をみずほ情報総研に委託し、インターネットモニター会社に登録しているモニターに対して回答を依頼。調査期間は2014年2月21日~2月26日で、回答数は5,000件です。
調査項目は、
「属性情報」は、性別・年齢・居住地域・家族構成・最終学歴・世帯年収・職業。
「意識調査項目」は1)幸福感/幸福感の判断要素、2)健康感/健康感の判断要素、3)健康に関する不安の有無/内容、4)自分の体型に関する感覚、5)健康にとってのリスク、6)健康に関する情報源への接触度/信頼度、7)健康に関して必要な情報、8)勤務先の健康づくりに対する評価、9)居住自治体の健康づくりに対する評価、10)健康のために支出してよい額/実際の支出額、11)普段から健康について意識しているか、12)健康について気を付けていること、13)健康に気を付けるようになったきっかけ、14)健康のために何も行っていない理由、15)今後、健康のために気を付けたいこと、16)健康のための食生活への配慮の有無、17)健康のため食生活で気を付けていること、18)健康食品やドリンク剤についての考え、19)健康食品やドリンク剤の利用頻度、20)睡眠で休養がとれているか、21)不安や悩みを感じることの有無、22)不安や悩みの具体的な内容、23)不安や悩みがあるときの対応法、 24)不安や悩みを相談する相手、25)休みがとれたらどのように過ごしたいか、26)実際の休みの日の過ごし方、27)何歳くらいまで生きたいか、28)何歳くらいまで生きられると思うか、です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000052548.html