第1回日本医療研究開発大賞受賞者を公表 内閣官房健康・医療戦略室

内閣官房健康・医療戦略室は、11月17日、第1回日本医療研究開発大賞の受賞者を公表しました。

わが国のみならず世界の医療の発展に向けて、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者等のインセンティブを高めることを目的とするもので、大賞は健康・医療戦略推進本部長(内閣総理大臣)賞1件、健康・医療戦略推進副本部長(健康・医療戦略担当大臣)賞1件、文部科学大臣賞・厚生労働大臣賞・経済産業大臣賞各1件、日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞数件です。

12月13日15時40分~15時55分に総理大臣官邸で表彰式が行われ、11月25日14時~16時には東京国際交流館(お台場)で記念講演会が行われます。

健康・医療戦略推進本部長(内閣総理大臣)賞:東京都医学総合研究所理事長田中啓二(プロテアソームの構造と機能の解明)

健康・医療戦略推進副本部長(健康・医療戦略担当大臣):大塚製薬株式会社(多剤耐性肺結核治療薬デラマミドの開発)

文部科学大臣賞:九州大学大学院農学研究院教授石野良純(CRISPR配列の発見)

厚生労働大臣賞:東芝メディカルシステムズ株式会社、藤田保健衛生大学医学部名誉教授片田和広、公益財団法人医用原子力技術研究振興財団常務理事遠藤真広(4次元X線CT装置の開発)

経済産業大臣賞:東京女子医科大学先端生命医科学研究所、早稲田大学先端生命医科学センター(「東京医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(TWIns)」等における医工連携を担う人材育成拠点の形成)

日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞:東京大学大学院理学系研究科助教西増弘志(ゲノム編集ツールCRISPR-Cas9の作動機構の解明及び新規ツールの創出・実用化)、神戸大学大学院理学研究科准教授木村建次郎(次世代乳癌スクリーニングのためのマイクロ波散乱場断層イメージングシステムの開発)、横浜市立大学大学院医学研究科準教授武部貴則(ヒトのミニ臓器を創出する革新手法の開発)、九州大学大学院医学研究院准教授樋口隆生(抗ウイルス薬及びワクチン開発に繋がるウイルス・受容体・抗体の構造基盤解明)

 

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/suisin/pdf/h29_iryoukenkyu_taishou.pdf